梅雨らしく、雨の日が続いていますね。ジメジメですが、やや気温低めなので、雨さえ降っていなければ、まだお散歩に行けますね。梅雨明け後は暑さでお散歩もままならない状況になるかも?!なので、なるべく梅雨の晴れ間に、お散歩に行けると良いですね。
さて、今日は、お散歩の時に感じるモヤモヤかも?!(笑)の特集です。『いぬのきもち』7月号「散歩中のごあいさつ」の紹介です。お散歩中の挨拶に関するモヤモヤは1度は感じたことがあるのではないでしょうか? そもそも、挨拶って必要なの?から始まり、挨拶ができたらできたで、ウチの子グイグイ行っちゃうけど大丈夫?! 挨拶の仕方ってこれで合ってるの?!と。挨拶ができなければできないで、その場をどう切り抜ければ良いの? 挨拶できないウチの子は悪い子なの?と落ち込んでしまうことも。いづれにしても、いつもモヤモヤ。
そこで、まず、“犬同士の挨拶って必須なの?!”という疑問から考えていきましょう。
今回の撮影には、Dog Salon ANIMO の仲間たちに参加してもらいました
ピノくん (ビション・フリーゼ)
冷静沈着、周囲をよく見ているピノくん
独特なタイミングの持ち主!(笑)
ミルちゃん (チワックス)
元気いっぱい、フレンドリーなミルちゃん
動きが速すぎて写真が撮れず…💦
ファンファンちゃん (M・シュナウザー)
The マイペース!
いつでも、どこでもファンファンはファンファン(笑)
凪さん (ミックス)
マイペース、ちょいビビり、ちょい気にしい
人より犬が好き、でも吠えられるのは嫌い
犬だから、犬同士,、挨拶しなければならないのでしょうか? 答えは NO! 声を大にして言いますが、NO です。疑問を持たれる飼い主さんにいつも質問するのですが、「ではあなたは歩いてくる方全員に挨拶しながら歩くのですか? どうしても相性が合わない方っていないのですか?」と。
犬にも相性があります。挨拶したくない犬もいれば、挨拶したくない・挨拶されたくない気分の時もあります。『犬だから』という理由で、飼い主さんが気を利かせて、犬に会う度に挨拶をさせる必要はないです。
お散歩中、知り合いに会った時
お互いに良い雰囲気で挨拶しています
一応、知り合い(笑)
どちらかに緊張感や不快のサインが見られたら、さりげなく離れましょう!
では、犬同士の挨拶は、どういうスタイルなのでしょうか?
地面や空気のニオイを嗅ぎ取りながら徐々に近づいて行く方法もあります。お互いに目を合わせず、さりげなぁ~く近づいて、お互いのニオイを順番に嗅ぎ合う方法もあります。
知っている相手であれば、正面から近づいていくこともあるでしょう。しかし、初対面の犬に正面から近づいて行くと嫌われるか、怒られることも。
マナー良くお互いにスルーするのも素敵な挨拶です👍 我々がたまたま通りすがり人と目が合った時に軽く会釈したり、微笑むのと同じ感覚でしょうか。
また、相手の犬が焦ってしまっている時にも、チラッと確認してスルーできる犬は、マナーの良い大人な犬ですね。
ここで1つ、飼い主さんがよくやりがちな間違え。
犬の挨拶は『お尻のニオイを嗅ぎ合う』ことが、お作法と思っている方がいます。正しいことではありますが、絶対しなければいけないことでもありません。ましてや、飼い主さんが「お友達よ! 嗅がせてあげなさい!」と、ワンちゃんを捕まえて、お尻を相手のワンちゃんの目の前に向けるのは、決して正しい方法ではありません。絶対に止めてください!!
お尻を掴まれているワンちゃんは、“嗅がせたくない!” と思っているから嗅がせないわけです。ちゃんと理由があります。飼い主さんは犬を見れば、みんな友達に見えるかもしれませんが、その子にとっては “友達なんかじゃない!” ということです。決して良い方法ではありませんのでご注意を!
“お尻のニオイを嗅ぐ”は挨拶の1つの方法
「嗅がせてもらっても良いですか~」
「良いですよ~ どうぞぉ~」
と、犬同士が会話をしながら挨拶する方法
飼い主さんが犬にやらせる方法ではありません
Play bow
「遊ぼうよ!」と遊びに誘っています
ONりードの時にやられると、ちょっと厄介(=リードが絡まる💦)ですが、良い印象を持っている証拠です
上手に挨拶ができた後、遊びをスタートする場合もあれば、それで満足して「じゃぁまたね~👋」となる場合もあります。そこは、ワンちゃん同士の相性であったり、ワンちゃんそれぞれの性格だったりで変わってくると思います。
毎回、大騒ぎして遊びまわるのが『挨拶』ではありません。『挨拶』もコミュニケーションの1つですから、穏やかに会話して終了、ということもあります。なので、飼い主さんが物足りなさを感じたり、「なんでウチの子、いつもそっけないの?」と残念がる必要もないです。それも1つの個性。自分らしく行動できることは素敵なことだと思いますよ😉
見事にスルー?!(笑)
ミルちゃんがピノくんの口元を、一生懸命嗅いでいますが、ピノくんはスルーしています😆
何か気になることがあったかな?!
まっ、そういう時もあるよね😉
凪さんですが、お散歩中に結構頻繁にに会う先輩犬に、目の前にいても完璧にスルーされることがあります🤣 嫌われているのか?というと、そうでもなさそう。凪さんが不安そうな顔をしていると、「どうしたぁ~ だいじょうぶぅ~」と気にしてくれます。でも普段は、目の前で、 “凪さんなんて知りません、見えません” という態度をとられます。毎回、見ていて面白い。
おそらく凪さんのワチャワチャが気にくわないのかな?と、思っています。凪さんがパピーの時は、もうちょっと気にかけてくれたので。「もうパピーじゃないんだから落ち着きなさいよ! ウザイ!」ってことなのかな?🤔 で、その先輩犬が採用した対応方法が『完璧な無視』なのかなぁ~と、考えています。最近、会った直後の一瞬だけ、視界に入れてくれているようです(笑) 凪さん、成長してきたのかな? もうちょっと大人になって、ワチャワチャしなくなれば、シッカリと視界に入れてくれるかなぁ~と、期待しています🙏 乞うご期待!
撮影中のピノくん
ジッとしてくれる時間が長いのでモデルさん向き!
カメラに興味深々なのか、ドンドン近づいてきて
「近ぁ~い!」と言われてました🤣
撮影中のミルちゃん
動きが速くて、私では追いつけなかった…(笑)
他の子たちの動きがゆっくり?な分
ミルちゃんにはアクティブに活躍してもらいました!
今までは挨拶をする側、挨拶をしたい側の話をしてきましたが、逆の立場、挨拶をしたくない側、挨拶を避けたい側の話を少々。何度も言いますが、挨拶をさせなくてはいけないというこはないです。挨拶はできるタイミングで、できる子とすれば良いです。それ以外は、礼儀正しく無視してスルーできれば⭕です。
犬を見ればギャン鳴きで吠え立てたり、パニックになって相手の犬や周囲にいる人を攻撃してしまうのはNG。そこは改善していってあげましょう!
撮影中のファンファンちゃん
オヤツがあればジッと動きません😆
今回のモデルさんたちに中で、「マテ」No1 かな?!
挨拶できないワンちゃんの飼い主さんがやりがちな対策。1つは積極的に犬に会わせて、上記した “お尻を嗅がせる挨拶” をさせる。もう1つは反対に、他の犬が来ると抱っこをしたり、犬に覆いかぶさるようにして行動を止めたり、犬を見た途端に急いで逃げる。
どちらの方法もNGです。やり方は真逆でも、ワンちゃんには、「犬は怖い」「飼い主さんが不安になるくらい危ない」と、犬=要注意危険生物!のように伝えてしまっています。だからNGです。
では、どうのようにワンちゃんに『挨拶』は怖いものではない、と伝えていけば良いのでしょうか?
まず初めにやることは、ワンちゃんではなく、飼い主さんの考え方を変えることです!
- 犬なんだから、全員友達とは思わないこと
- 挨拶しなければならない、と思わないこと
- 飼い主さん自身が落ち着いて行動すること
- 飼い主さんが毅然として、自身のワンちゃんを守ること
飼い主さんの気持ち・行動が変わると、犬の行動は変わってきます。まずは、自分を変えていきましょう!
1は文字通り、“全員と友達にならなくて良い” と、考え方を変えることです。犬にも好みがあるので、全員と友達になるなんて無理!なんです。まだ友達がいないワンちゃんは、きっとどこかに、まだ会えていない親友がいるはず! そのワンちゃん会える日を楽しみにしていましょう!
2は飼い主さんが思い込んでいるだけ。ワンちゃんは会う犬全員と挨拶したいとは思ってないですよ。皆さんだって、道で会う人全員と挨拶なんてしませんよね。ワンちゃんだって同じ、と考えてみては如何でしょうか?
「ウチの子がいつも挨拶したいなぁ~ 相手の子もウチの子と挨拶したがっているなぁ~」に当てはまる子を思い浮かべてみてください。きっと、そんなにいないはず(笑) 知り合いのワンちゃんとだけ、気が合うワンちゃんとだけ、挨拶できれば良いのでは?
3はとても重要です。飼い主さんはワンちゃんのお手本です。ワンちゃんが焦ってしまった時、不安になった時、隣にいる飼い主さんが落ち着いていれば、徐々に落ち着きを取り戻していきます。もしくは、飼い主さんの態度を見て、「大丈夫なんだ」と感じ、落ち着いて行動ができるようになっていきます。反対に、飼い主さんが慌てていれば落ち着きをなくし、大騒ぎになってしまいます。
もしかすると、ワンちゃんがお家に来る前から、他の犬を見て不安になったり、パニくってしまう要素を身に着けていたのかもしれません。しかし、その不安感や落ち着きのなさを成長させてしまっているのは、飼い主さんの行動・対応かもしれませんよ。まず、その要素を取り除き、行動を改めていきましょう!
4は飼い主として、我が子(=愛犬)を守ってください! もし、ワンちゃんが他のワンちゃんに恐怖を感じているなら、身体を張ってでも、毅然とした態度で我が子を守ってください。この対応が、ワンちゃんに安心感を与え、飼い主さんへの信頼に繋がります。しかし、反対の対応(=イヤがっているのに、他の犬に近づける、隠れている場所から引き釣り出す...など)をしてしまったら… ワンちゃんの信頼度はゼロになってしまいますよ! 気を付けて!
飼い主さんの心構えができたところで、ワンちゃんに正しい挨拶の仕方を伝えていきましょう。
落ち着いて挨拶をすること。もし挨拶をしたくないワンちゃんであれば、慌てず、落ち着いてスルーすれば良いこと。それも難しいようであれば、その場から落ち着いて離れることも正しい方法です。毎回毎回、当たって砕けろ!のごとく失敗(=パニックになる、ギャン鳴きする、攻撃的になる、逃走するなど)していれば、失敗しか学んでいないことになってしまいます。失敗した方法ばかり経験していれば、それが正しい方法だと、ワンちゃんに勘違いさせてしまいますよ。気を付けましょう!
『挨拶』は双方向のコミュニケーション。犬同士、お互いが気分良く挨拶できることが大切です。焦らず、ワンちゃんそれぞれのペースで挨拶のマナーを身に着けていけば良いと思います。飼い主さんは、ワンちゃんが正しいマナーを身に着けられるように、しっかりとサポートしてあげてくださいね。
凪さんも頑張りました~
お疲れ様でした~
最後に、今回、初めて撮影に参加してくれたピノくん、ミルちゃん、ファンファンちゃん、そしてママさん&パパさん&お姉さん、暑い中、ご協力いただき感謝です。ワンちゃんたちは可愛いし、飼い主さんたちの演技力は凄いし🤣 お陰で良い写真が撮れました。本当にありがとうございました!
そして、また機会がありましたら、よろしくお願いいたします😊 まずは、またANIMOで!