シュリを飼ったのは、生後5ヶ月目くらいのことでした。平均体重の半分以下、骨が見えるほどのガリガリさん。散歩に連れて行くのにも何週間もかかりました。今まで犬を何頭も飼ってきて、トイレの躾やオスワリ、フセなど、当たり前のように覚えてきてくれてたのに、シュリは中々覚えてくれませんでした。また他の子と比べて、吠え癖や甘噛みも、注意しても全然通じてない様子で、なにか発達障害のようなものがあるのではないかと考えるようになりました。そのことを動物病院の先生に相談すると、パピーパーティーがあることを紹介され、始めて参加した時に先生と出会いました。まず首輪 ※ のアドバイスを頂き、1時間半のパピーパーティーで、『この先生に教わりたい』と思い、トレーニングに来て頂きました。
※ チョークチェーンが、シュリちゃんには不必要なことをアドバイスしました
困っていることを相談すると目から鱗な回答が。私はこの子の行動を“問題行動”として見ていましたが、先生は「賢い子」、「やればできる子」と話して下さいました。私の指示がわかりにくかっただけで、方法を変えるだけであっという間にオスワリも、フセも出来る様になりました。
「できないと思わないでください」・・・ 最初に、先生によく言われていた言葉です。今では、『できないかな?』と思うことも無くなり、今日できなくても『気分が乗らないのかな?』『明日はできるかな?』と、私の考え方が変わっていきました。
躾だけではなく、トレーニングを通して顔つきが徐々に笑っているような顔つきになり、目をキラキラ輝かすようになりました。まだまだやんちゃで悪戯も沢山しますが、『どうしよう...何か病気があるのかしら?』と思うことはありません。今では散歩中、目を合わせながら楽しく散歩もできています。もっとシュリと一緒に勉強して、楽しんで生活を送っていきたいと思っています。