コンテンツへスキップ

『いぬのきもち』🐾

梅の花とひな

梅の花と一緒に
次は桜と一緒に!だね🌸

皆さん、こんにちは。徐々に春らしくなってきたでしょうか? 桜の開花も、もうすぐですね🌸 今年もひなさんと、お花見撮影会ができるかな?!と、期待しています。

ひなさん、先月は体調を崩して、なかなか大変な日々でした。ハイシニアなので、食べなくなってしまうと、どんどん体力も低下していってしまいますし、体力が下がれば免疫力も下がってしまいますし...食べさせることに苦労しました。食べないとお薬も飲んでくれないので・・・もうちょっと子犬の頃に投薬の練習をしておけばよかった💦...と、反省する日々。パピーの飼い主さんたち!ガンバって練習をしておくと、後々、私のような苦労をせずにすみますよ😓

投薬には苦労をさせられ、創意工夫が必須なひなさんですが、良かった点もあります。それは、ひなさんが、昔からドライフードのみを食べていたことです。食欲がなくなった時でも、ドライフードであれば、まだちょっとずつでも食べてくれました。そのちょっとずつが、回復に繋がったんだと思います。あのまま食欲がなくなってしまったらどうなっていたことか。本当に良かったです。健康状態良好な時でもフードにトッピングをしたり、食ムラが激しい子たちは、病気になった時に苦労しますよ。なるべくフードのみで食べれるようにしていきましょうね。
坂道を上るひな

大分本調子になってきたひなさん
病院の帰り道に恒例のお散歩ができました
今回は初めて行った公園で、ちょっとした山登り?!丘登り?!してきました
元気になって良かったです😆

さて、今日は、『いぬのきもち』4月号のお知らせです。今回は、「愛犬依存にご用心!」(ベテランさん)の監修を担当しました。ちょっとドキッ!となるようなタイトルですよね。愛犬を溺愛するのは良いことだと考えている飼い主さんも多いはず。でもちょっと待って! 「〇〇ちゃんが待っているから、私、すぐ帰らなきゃ!」「〇〇ちゃんに嫌われたくないから、しつけなんてできない」「〇〇ちゃんがいなくなってしまったらと思うと不安でしょうがない」など、いつもワンちゃん中心の生活をしている方、知らず知らず『愛犬依存』になっている可能性がありますよ。

飼主さんの中には、ワンちゃんに良かれと思って、ワンちゃんがストレスを、代わりに負担してあげる方がいます。「ワンちゃんにストレスを掛けるのは良くない」「ストレスが掛かるとワンちゃんが可哀そう」など、思いがちですよね。一見、良さそうな考え方に思えても、実際には、ワンちゃんのストレス耐性を弱めていることになることもあります。

ワンちゃんがストレスに耐えられないとどうなるか?
まず考えられるのは、問題行動を起こしやすくなるということ。また、困ったことが起きた時に、すぐに飼い主さんに救いを求めるようになりがちです。そうなると、飼い主さんが少しでもワンちゃんから離れてしまえば、パニックになってしまうことも。そうなった時に「コレはマズイ!」と、考えを改めてもらえれば、関係改善に向かうでしょう。
しかし、飼い主さんの中には「私がいないとこの子は生きていけない!」「私が守ってあげなければ!」と思う方もいらっしゃいます。そう思った方は、要注意です。知らず知らずに、ワンちゃんと一緒に負のスパイラルに入り込んでしまう傾向が強いですよ。

ちょっとムッとしているひな

ちょっとムッとしているひなさん
ちょっとしたお願いをしたのですが、
聞き入れたくない模様です😓

「ワンちゃんの要求に応えてあげることで、ワンちゃんが幸せに過ごせるなら、私はどうなっても大丈夫!」と思う方もいるのでは? この発言は、実際に、私が飼い主さんから聞いことです。でも、本当にそうでしょうか?

  • ワンちゃんはちょっとしたストレスに耐えられず、常に不安を感じている状態は、幸せなことと言えるのでしょうか?
  • ワンちゃんが教えてもらうべきマナーを教わらなかったために、色んな問題を起こしてしまうのは、良いことなんでしょうか?
  • 飼い主さんが常にストレスを抱えている、常に犬のことで不安感を抱えていることは、『犬と楽しく暮らしている』と言えるのでしょうか?
  • もし、飼い主さんが病気になってしまったり、ワンちゃんのお世話ができなくなってしまった時、飼主さんしか頼れる人がいないワンちゃんはどうすれば良いのですか?


考えてみてください。
お互いが常に不安や心配を抱えながら過ごす生活は、『ワンちゃんと楽しく暮らしている』と言えるでしょうか? お互いに気楽に、そして自立して過ごせることの方が、『ワンちゃんと楽しく暮らしている』ことになりませんか?

笑顔のひな

ひなさんがお願いを聞いてくれたので、私もひなさんに要求(=オヤツ)に応えました
お互い笑顔、笑顔、笑顔!ですね

飼い主さんがワンちゃんに依存するワンちゃんが飼い主さんに依存するワンちゃんも飼い主さんもお互いに依存しあう(共依存)、それは一見良い関係に見えますが、飼い主さんワンちゃん、もしくは、飼い主さんワンちゃん、不幸になってしまう可能性が高い関係性です。もし、ご自身が「私、この子を溺愛しちゃっているかも?!」と思われた方、周りからそう言われることが多い方、ご自身の行動や考え方を振り返ってみてください。もしくは、ご家族や犬友さん、さらには獣医師などの専門家の意見を聞いてみるのも良いと思いますよ。気づいていなかったご自身の気持ちや、状態に気づけることもありますので!

ご自身の為にも、そしてワンちゃんの為にも、『適度な距離感』をもって生活してみてください!
それが、『楽しい with ワン🐶 Life』に繋がると思いますよ!