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One Step 1 反抗期 part 2 ~飼い主との攻防戦?!~

コチラを見る凪

なんかアタシ、マズイことになってない? 
ママさん、なんでニヤけてるの?

こんにちは。凪さん、1歳になりました🎉 ということで、Stepも1歩進んで One Step に🐾 最近、「ちょっとお姉さんになったね~」と言われる、凪さん。さて、このOne Stepはどんな成長を見せてくれるか楽しみです😆

さて1歳になる直前、ANIMOさんでキレイにしてもらいました~🚿 終わりに近かったですが、まだまだ換毛期! 「おぉ~抜ける抜ける~」って、シッカリ抜いて、キレイにしてもらいました。換毛期の抜け毛は本当にスゴイ…💦 また夏毛 → 冬毛の換毛期の時もお願いしたいと思います🙇‍♀️

シャワーを掛けられている凪

シャワー中🚿

シャンプー中の凪

シャンプー中🫧

ドライヤー中の凪

ドライヤー中🌀

オスワリをする凪

デキ上がり~👏
最後に記念撮影してもらいました
1歳になって、顔つきが変わったかな?!

さて、凪さんの反抗期日記(笑)
犬の話は、まぁまぁちゃんと聞く凪さんですが、飼い主の話は・・・😑 イライラ💢の時期は過ぎたようですが、現在もまだ続行中かな?! 私も皆さん同様、「早く大人になれ~🙏」と毎日願っています(笑)

とは言え、「反抗期って、どんな感じで始まるの?」と思っている方も多いでしょうか? 態度、反応、行動?!は、人と同じですかね。やりたくない、聞きたくない、反発、抵抗、無視などなど。今まで可愛いパピーちゃん😍だった子が、急に般若みたいな顔して「イヤ!😡」と言ってくると、飼い主さんはショックを受けるようです。反対に、「可愛さ余って憎さ100倍?!」となることも。
ワンちゃんのの原因がわからないより、成長過程の一時の反抗期 が原因とわかれば、ちょっとは安心できるでしょうか? もちろん、対応を間違えれば、反抗期から問題行動へと変化していくこともあるので、正しい対応をすべきですがっ!

凪さんの最初の反抗は、ちょうど発情期の頃(年末~年始の頃)だったかな?🤔 飼い主に対して攻撃的なチャレンジをしてくる(=咬む、激しく威嚇する)ということではなく、抵抗! まずは最初に出てきたのが、ゴハンに対しての抵抗。「こんなゴハン、食べたくないぃ! もっとオイシイのちょうだい! アタシ、オイシイのあるの知ってるんだからね!」という感じでしたね😓

7、8か月齢の頃は、月齢的にフードを変更するでもあります。その移行が上手くいかず、フードを食べなくなる子が結構いるようです。また、知恵がついてくる頃でもあるので、「食べなければ、が出てくる!」のを知っている子もいます。凪さんは後者。入院中に、知恵をつけてきたみたいです😓

今まで毎食、出せば直ぐに食べていた子が、急に食べなくなると心配になりますよね。そのため、色々なトッピングを加えたり、次から次へとフードを変える飼い主さんが多いです。しかし、コレが落とし穴。知らず知らずのうちに、ワンちゃんの食ムラを強化してしまっています。気をつけて!

クレート内でフセをしてコチラを見る凪

クレート内でろう城中の凪さん
不都合なことがあると出て来ません😑
今回はハンスト中😓
「こんなゴハンなんて食べないもん!」
だそうです😑

さて、実際の凪さんの態度。「こんなのイラナイ!」と、食べない。フードボールを台から下ろして床に置けば、ブランケットやそばにあった布などをフードに被せる、フードボールをひっくり返すなどなど、失礼な態度😠 食べたくないのか?と言えば、ちょっとした味変(2種類のフードを混ぜる&割合を変える、少量でも食べた後に1摘まみのトッピングを加える)をすると食べる。つまり、具合が悪くて食べないのではなく、と判断。

野原でオスワリをする凪

荒野に座り、物思いにふける凪さん?!😅
徐々に話を聞いてくれなくなった頃かな?

ということで、実際にやったことは、「ゴハンいらないのね。わかった。食べたくないなら、食べなくていい。」と、食べない場合にはすぐにゴハンを。それこそ目の前で、ゴミ箱に捨てたこともありました。大体、フードを置いて15分くらいですかね。ゴミ箱に捨てた時には、「えっ!あっ?!消えた!😶みたいな顔をしていましたよ(笑)

結局、最長で2.5日くらい食べないことがあったかな? さすがにその後は、食べるようになりました。まぁ、今でもたまに、日に1回しか食べないことはありますが、1日食べないということは無くなりました。今では、置いて食べないなら一瞬で片づけています😜 その後、しばらくしてから出すと食べることが多いです。「食べないと、無くなる。美味しいモノは出てこない。でも、食べれば美味しいモノ(=トッピング&食後のデザートのヨーグルト)が出てくる!」と、わかってきたようですよ。

フード問題が解決してきたかなぁ~と思い始めた頃に出てきたのが、「聞きたくない!」と言う抵抗です💦 
今まで簡単にできていたことが、突然、できなくなったりします。飼い主さんたちからは、「急にオスワリしなくなった」「なんでもやらせてくれたのに、やらせてくれなくなった😭」「般若みたいな顔😡して怒ってくる😱」「ちょっとしたことで噛んでくる😖」「今まで大人しかったのに、吠えるようになったなど、相談されることがあります。反抗期のあるあるの反応ですね。

口を開けて上を向く凪

文句を言っている凪さんです
聞きませんがっ😑

凪さんの場合、言うことを聞かない、反応しない、というのがメインでした。特に3月の1ヶ月は酷かった😓 何を言っても無視、アレもやりたくない、コレもやりたくない!...と言う感じ😞

特にその態度が明確に出たのが、お散歩の時。散歩に行くためにハーネスや首輪がなかなか着けられない ・ 歩き出せば引っ張る ・ 急に走り出したり、大騒ぎをして落ち着かない ・ イラついて歯を当ててくる(噛むほどではないが、洋服などを摘まむ感じ)...と言う具合。危ないし、迷惑だし、コチラもイラつく💢

散歩中 = 屋外であるからこそ、を気にして犬の言いなりになってしまったり、中途半端な対応を取りがち。飼い主さんはワンちゃんに対して、「があるから許してあげてるんだからねぇ~ 察してね~」という気持ちでしょうが、ワンちゃんは!と、理解します。飼い主さんのとっても、犬にとっても、大きな誤解が生まれてしまいます。

ちなみに私は、凪さんのためになるなら、他人の目は気にしませんし、ダメなものはダメなので決して許しません。きっとご近所の方には 怖い飼い主さん😱 と、思われているような気が💦 反面、凪さんには「あっ、コレはダメなのね…」と、シッカリ伝わっているようなので、私的には問題ナシです👍 

私自身が日々、凪さんに誤解させないために心掛けていることは、明確なルールを決め、実行することです。つまり、「それをしなければ、良いことは起きない」と、ハッキリと伝えるようにしています。例えば、私がお散歩中に決めているルールとしては

  • ハーネス、首輪を着ける時はオスワリか、ジッとしていること
  • 引っ張るのはダメ! 引っ張ったら前に進めない、止まる
  • 大騒ぎした時は落ち着くまで動けない、場合によっては係留
  • 自転車、バイク、車には飛び掛かってはいけない
  • (飼い主の)許可なく、他の犬・人には近づいてはいけない
  • 話を聞くこと!

※ 守ってもらうルールは『従わせるためのルール』ではなく、『安全確保のためのルール』であるべきだと、私は考えています。

木に縛られる凪

騒いで落ち着かないので、木に係留中
落ち着くまでそのまま
リードを持っていると引っ張ってしまい、そのせいでさらに大騒ぎになるので注意!
近くに係留できればそうするのが⭕
係留できなければ、片足でリードを踏んで動きを制限するのが⭕

ルールを決めたら、それを守らせる!というよりは、まずは、守ること。それが大切です。犬だけに『ルールを守れ!』ではなく、『一緒にルールを守っていく』ことが必要です。それがお互いの安全に繋がります。
また、そのルールが安定している(=飼い主さんのその時の気分で、ルールがブレない)、犬にとって良い結果が導かれるものであれば、飼い主さんへの信頼にも繋がります。逆に、そのルールが不安定であったり、犬にとって良い結果に繋がらなければ、犬の気持ちが不安定になったり、飼い主さんへの反抗に繋がることがあるので注意が必要です。

笑顔で振り返る凪

桜の咲く頃
少しずつ人の話を聞くようになってきました
ちょっと前まで、散歩中に振り返ることなんてなかったよねぇ~ 凪さん

ゴハン問題、散歩中の「聞きたくない!」問題(笑)が徐々に解消されてきたところで出てきたのが、「(習慣を)やりたくない!」と言う抵抗です😓
今まで何の抵抗もなく、自然にしていた習慣を、突然「やりたくないです! イ・ヤ・で・す!」と言うことがあります。その習慣を今後も継続して守る必要がなければ、無理にやる必要はないと思います。しかし、やってもらいたい! やらないと困る!ということであれば、いくら抵抗があったとしても、シッカリ守らせた方が良いと思います。

それぞれのお家には、習慣にしたいことがあるのではないでしょうか? 例えば、ゴハンの時は所定の場所で待っている、外に出る時には抱っこする、お散歩前にはおトイレするなど。
では、どうやって習慣化していくか? 簡単に言うと、その習慣にしたい行動をすれば良いことが起こる!と、犬が理解すると、その行動はしていきます。飼い主さんの思い付きで、ただ「やりなさい!」と言えば、習慣化するわけではありません。教えて→褒めて→良い結果が起こる を繰り返すことで、していきます。そのことを忘れずに!

フェンスの前で立っている凪

フェンス前でトイレする…という、
凪さんトイレ設置

濡れ足で床を汚さないために、
防水マット広めに設置

で、凪さんです。凪さんにはいくつかの習慣化している行動があります。その中の1つに、『を済ませるとフリーにしてもらえる』という習慣があります。これは、保護主さんが保護してくれた当初から教えてくれていた習慣です。とても良い習慣だったので、我が家に来てからも継続してやっていました。

トイレの位置が移動して図

点線の場所が最初のトイレ設置場所
なぜか手前に移動してきています
理由はのみぞ知る😅

凪さんは、夜は、自分のエリアで寝ています。動ける範囲は2~3畳くらいはあるでしょうか? そこにクレートやゴハン&お水台、ベッド代わりの長座布団などが置いてあり、その他に、トイレエリアがあります。写真で見てもらうとわかりますが、トイレの広さは(=防水マットを敷いてある広さ)は80×150cmくらいはあるでしょうか? その一部にトイレシートを敷き詰めています。
反抗期以前は、もうちょっと奥の部屋の中でトイレをしていたのですが、なぜかドンドン移動して、今では、部屋の出入り口がお気に入りのスポットとなりました(笑) 私としては、トイレをしてくれるのであれば、場所はそれほど気にしていないので、前進してきたことに対しては、妥協をしています。ただ、あまりに前進してきたの、現在は、ちょっとした物を置くことで、場所の固定に成功しています。

前置きが長くなりましたが、2月末に避妊手術の抜糸が終わった後、3月に入った頃から「なんでやらなきゃいけないの! 早く出して!」と、吠えたり、行動で訴え始めました。それまでは、起きたらトイレをして、すぐにフリーにできていたんですけどね。突然、「イ・ヤ・だ!」と言い始めました。もちろん、聞きませんがっ!😑 

それでも最初の頃は、訴え始めて1時間くらい籠城して、それからトイレをして、散歩に行くことができていました。しかし、次第にそれも「断固、拒否!」となってきました。それならばと、私1人で散歩に行き(30分くらいかな?)、帰って来た時にトイレをしていれば、短いコースで散歩に行く、していなければそのまま放置という対応をしていました。放置をしていたとしても、大抵、帰宅後1時間以内にはトイレをしてフリーにしていましたが、散歩はナシ、ゴハンのみと言う感じ。まぁゴハンも食べたり、食べなかったり。それは今でも変わっていませんがっ!

と言う訳で、3月、4月の2か月間は、本当に酷かった😓 朝の正規ルートのお散歩(笑)に行けたのは、おそらく4、5回のみ。短い散歩&超短い散歩を合わせた回数が全体の1/3くらい。ほとんど朝の散歩は行けませんでした。その分、夕方の散歩を長くしたりしていましたが 

フェンスの前で立っている凪

フェンス前で文句中の凪さん
以前、フェンスを突破して、厳しく
注意されたので、今では突破はしません

そんな状態で5月に入り、「このまま抵抗し続けるの? コチラも折れないけど!」と思っていた日に事件勃発! 
朝の抵抗はいつも通り、しかし、その日は抵抗し続けること3時間。それでも抵抗中。たまたまその日は夜まで出掛けなければならず、そのままの状態で留守番をさせることに。トイレも使える。お水も十分。ゴハンを食べないのは、まぁいつも通り?! ということで、問題ナシ!と判断して、そのまま出掛けました。
おそらく留守番中にトイレはしているだろうと思いつつも、いつもより早めに帰宅。しかし、実際には、トイレはしていないし、「早く出しなさいよ😠」と文句を言われるは…😞 もちろん、出しませんけど! さらにそれから2時間の籠城。前日のお散歩時間を考えると、26時間くらい頑張っていたでしょうか? やっとトイレをして、その後、お散歩に行って、ゴハンを食べれた凪さんでした。本当に頑固者。まぁそれが反抗期、というものですかね😓

見ようによっては、虐待だ!と思われるような対応ですが、犬は、「無理」「無駄」と思わない限り、その行動(反抗)を続けます。犬が「無理」「無駄」と思わないということは、犬にとって「良いことが起きる」「良いことが起きるだろうと思われている」と、伝わっているということです。
そのため、反抗期特有のチャレンジをしてきた凪さんには、「そのチャレンジは無駄です」としっかり伝えなければなりませんでした。大変ですが、伝えなければなりません。そして、凪さんに伝えた結果、事件以降、朝の籠城時間はかなり短くなりました。そして、正規ルートのお散歩に行ける日は格段に増えています。短い散歩の日が数日程度になりました。凪さんにとって、良いことが起きている、ということです。まだまだ完璧ではありませんが、「なんか、抵抗してもムダなのかな?」と感じてくれていれば、反抗期からの離脱もそう遠くないかな~と、思っています。

走って来た凪

ある日の朝の散歩の様子
メチャクチャ楽しそう😍
ちょうど1歳になったからなのか? 
事件で懲りたからなのか?

とにかく楽しく朝の散歩に行けるようになって良かったです

飼い主さんが犬の反抗的な行動を許したのであれば、その後は、許した行動に関しては(大げさに言えば)常に許してあげるべきです。一度許したのだから、許してあげないのは理不尽です。飼い主さんの都合で、許したり許さなかったりすれば、犬は混乱します。だから問題が起きます。なので、「許してはいけない」ルールは絶対に許してはダメ。でも反対に、「まぁ許しても良いかっ」というルールは、許しても良いと思います。その匙加減をお互いにしていくのが、反抗期、ということかな?と、思います。

皆さん、ワンちゃんと一緒にルールを再確認しつつ、ワンちゃんの精神的な成長を感じて過ごしてください。反抗期は、成長過程の中の一時です。「そういう時期もあったよね~」と笑って話せるようになるまで、頑張っていきましょう!